お得って言われたからトラリピ設定してみたけどカナダドルってどうなの?
取引し始めてみると実は扱いやすかったりするんですよ
今日はそのあたりをみてみましょうか。
本記事の結論
カナダドルは
◆資源国通貨
◆財政基盤が非常に良好
◆高金利通貨だった
◆季節性のある動きだが素直なやつ
カナダドルは資源国通貨
カナダの経済状況は、非常に安定しており、工業が盛んです。
また、世界第二位という国土から、石油、パルプ、天然ガス、鉱物を産出しています。
したがってカナダドルは、輸出先の国の影響を受けるという特徴があります。
シェールガスが産出されてからは、より一層資源国としての色を強めていますね。
ただし、カナダはオーストラリアほど資源に頼っているわけではなく、金融などの第三次産業も盛んなので、
オーストラリアドルと比べると資源価格に左右されにくいと言えます。
地理的な観点としては、アメリカと隣接していることからアメリカ経済やドル/円の影響も受けます。
値動きのトリガーはアメリカの経済状況と資源価格だと押さえておいていただければ良いです。
カナダの経済状況は◎
カナダ自体の経済状況についてみていきましょう。
カナダは先進国の中では珍しく財政が非常に健全です。
財政収支はほとんど毎年と言って良いほど黒字が続いており、赤字を計上した年でも小幅にとどまっています。
非常に安定した国に投資をするという安心感がありますね。
もともと高金利通貨だった
カナダドルはもともと政策金利が高く高金利通貨だったのですが、
リーマンショック以降政策金利が引き下げられ1%前後まで落ちていました。
現在は、今年の7月に利上げが発表され1.50%とオーストラリアと同じ水準まで上がりました。
スワップは豪ドルと同程度に上がってきています。
カナダドル/円の1日あたりのスワップポイント(2018年8月調査)
FX会社 | 1日あたりの スワップポイント |
最小取引通貨 (カナダドル/円) |
スプレッド (カナダドル/円) |
---|---|---|---|
SBIFXトレード | 40円 | 1 | 1.69銭 |
マネースクエア(M2J) | 40円 | 1000 | 1.0銭 |
GMOクリック証券 | 37円 | 10000 | 1.7銭 |
岡三オンライン証券 | 36円 | 10000 | 1.7銭 |
FXプライム byGMO | 32円 | 1000 | 1.7銭 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 15円 | 1000 | 1.7銭 |
取引所を比較してみるとSBI FXトレードが優れているようですね。
ですが、政策金利は同じ水準なのに豪ドルよりも10円も安いので、カナダドル/円でスワップ運用するくらいなら
豪ドル/円に投資した方が良いでしょう。
カナダドルは季節性を伴った動きがある
カナダドルはさらに、季節性を伴った動きが明確にあります。
カナダドル/円は、年始から上がり始め、5月のゴールデンウィーク頃にいったん落ち、
また8月末にかけて上がり、9月から年末にかけて下げていくといったざっくりとした流れです。
これは毎年同じ特徴をもって動いており、カナダドルを売買する際には必ず意識しておきたいところです。
こういう大きな特徴がありますが、それ以外の面ではドル/円相場であるようなダマしも無く
素直な値動きをするので予想がしやすいと言えます。
なお、カナダドル/円は米ドル/円と似た動きをしますが、取引高は豪ドル/円と同程度と
米ドル/円ほどの需要は無いため、値動きがドル/円よりも大きくなることがあります。
さらに資源国ですので、原油価格の影響などによって一時的に大きく下がるようなこともあり得ます。
その点はトレードする際には意識しておくと良いでしょう。
カナダドルはリピート取引向き
普通にトレードしてキャピタルゲインを狙うのに適しているって印象かな
カナダドルは非常に素直な値動きをしていて予想が立てやすいんですよ
特に季節性を意識しておくだけで、大きく外すことはなくなります
カナダドルはトレーダーにはあまり人気がありませんが、実は非常に扱いやすい通貨です。
通常の取引だとハードルが高いという方は、自動売買のトラリピがオススメですよ。
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