「長期投資には株価指数CFDのFTSE100がおすすめ!」
って書いてあるんだけどよく分からないんだよね。
ただリスクもそこそこにありますよ。
イマイチ実態がつかめないんだけど、ちょっと詳しく教えてくれない!?
わかりました。5分程度で簡単にご説明しましょう。
この記事の結論
◆FTSE100を買うということはイギリスに投資するということ
◆FTSE100は配当が他のくりっく株365商品よりも高い
◆FTSE100は長期積立投資に最適
FTSE100ってなに?
FTSE100は、ロンドン証券取引所における株価指数で、イギリスの代表的な株価指数のことです。
日本だと日経平均(日経225)が有名ですよね。
アメリカだとナスダックとかダウとか。
それのイギリス版だと思っていただければ良いです。
つまり、FTSE100とはイギリスを代表する(時価総額が大きい)企業100社の株価の値動きを表した商品と言うことですね。
どんな企業が名を連ねているのかというと、
- HSBCホールディングス
- ユニリーバ
- グラクソ・スミスクライン
- ボーダフォン・グループ
- バークレイズ
などなど
日本でも有名な企業ばかり。
FTSE100を買うということはこういった企業に投資するのと同じことになります。
イギリスの政治だったり国際情勢に左右されることもありますね。
実際2016年のEU離脱騒動の頃は値動きが激しくなっています。
FTSE100の特徴は?
FTSE100は、くりっく株365で取引ができる株価指数証拠金取引の対象の1つですね。
くりっく株365については、こちらの記事もご覧ください。
証拠金取引なので少ない元手で大きな額が動かせます。レバレッジを掛けられます。
FXと同じ仕組みでハイリスクハイリターン。
ただFXと違うのは対象が為替ではなく株だということ。
そのためFXよりは値動きが緩やかで、基本的には上がってくれることを期待して購入します。
売りからも入れますけどね。
また、FXと違って株なので配当があります。
FTSE100の裏には企業が100社いるので、その企業の配当が受けられます。
配当はいつ?どのくらい?
FTSE100は毎月配当が受けられます。
会社が配当を出すのはいつでしょう。
基本的には会社の決算月ですね。
会社の決算月はいつでしょう。
会社によってバラバラです。
そのため、FTSE100は毎月配当が受け取れるんです。
ただ会社によって配当月も配当額もバラバラなのでFTSE100の配当額は月によってバラつきがあります。
マネースクエアにFTSE100の配当カレンダーがあったので拝借しました。2018/7/19時点です。
7月の配当は寂しい感じですね笑
これを見ると2月から6月が配当ラッシュのようです。
8月もオイシイ時期ですね。
つまりFTSE100に名を連ねている企業の多くは、2月から6月と8月が配当月であることが多いようです。
もしくは少ない企業が大量の配当を出しているのかもしれませんがね。
配当を比較してみよう
ではこの配当額、いくらで受け取れるのでしょうか。
配当と聞くと気になるのはやはり利回り、投資効率ですよね。
いくら出せばいくら配当を受け取れるのか。
まずいくらで買えるかというところですが、くりっく株365のサイトにこちらの表が掲載されています。
FTSE100は証拠金取引です。株をいくらで買うかという考え方ではなく、証拠金としていくら資金投入するかで考えます。
FTSE100は26,000円証拠金として用意すれば購入できるようです。
それに対して配当は上の月別配当金の表から31,129円ということが分かりますね。
商品 | 必要証拠金 | 配当相当額 | 資金効率 |
日経平均(日経225) | 76,000円 | 41,070円 | 0.54 |
NYダウ | 83,000円 | 56,565円 | 0.68 |
DAX | 42,000円 | 0円 | 0.00 |
FTSE100 | 26,000円 | 31,129円 | 1.19 |
資金効率は、配当相当額➗必要証拠金で出しています。
「1円投資すると配当としていくらもらえるか」という数値になっています。
ちなみにDAXは、配当は0円となっていますが、そもそも指数自体が配当金を考慮した数値になっているため発生しないのです。
配当利回りは3%程度と言われています。
こう見るとFTSE100が圧倒的にコスパが良いということが分かりますね。
FTSE100は長期投資におすすめ
さっきも言いましたがFTSE100は証拠金取引なのでリスクはそれなりに大きいのです。
しかも値動きも小さくありません。
ですから、特徴をおさらいすると、
・イギリスに対する投資
・証拠金取引でリスク高め
・投資額に対する配当の割合が高い
長期にわたって毎月一定額をコツコツ積み立てるのに向いているということです。
配当は魅力的ですがリスクが高いので、ドルコスト平均法でリスクを抑えるという考え方です。
じゃあ今月もう買っちゃったけど来月も再来月も淡々と積み立てればいいんだね!
リーマンショック級の事態が発生すると話は変わりますが基本はコツコツ積み立てていけばいいでしょう。
FTSE100はリスクもありますが、インカムゲイン狙いとしては非常にコスパに優れています。
あなたもコツコツFTSE100に積み立て投資してみませんか。
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