どうも。いけすびです。
いけすびは今までに3戸のマンションを購入し、3回ローンを組んできました。
そのうち2回は住宅ローンを組みました。残り1回は投資用ローンです。
2つの金融機関で住宅ローンを組んだ経験から言わせてもらいます。
住宅ローンを組むなら絶対的にオススメの金融機関があります。
不動産業者の罠に騙されるな!
マンションを購入する場合、ニコニコ現金一括払いでなければ住宅ローンを組む必要があります。
何千万とするマンションです。現金が手元にあってポンっと出せる人はそうそういないですよね。
なので多かれ少なかれ住宅ローンを組むことになりますが、どの金融機関でローンを組もうか迷いますか?
多くの人はあまり迷わないのではないかと思います。
なぜなら購入するデベロッパーや仲介業者が住宅ローンを組むにあたって特定の金融機関を勧めてくれるからです。
金利が低いのでオススメです。などと言って。
でもちょっと待ってください。
実はそのあっせんには裏があるのです。
不動産屋が特定の金融機関を勧める3つの理由
不動産屋が特定の金融機関からの借入をオススメする理由はこの3つです。
- 審査に通りやすい
- デベロッパーと提携している
- 手続きの手間がかからない
どうです?メリットいっぱいですか。
そうですね、デベロッパーにとってメリットがいっぱいなんです。
審査に通りやすければ、早めに部屋を売りさばけます。
買いたいと思っている人がいてもローンの審査に通らなければ意味がありません。
そのため、業者は審査に通りやすい金融機関を勧めてくるのです。
また、勧めてくる金融機関は、マンションを販売・仲介している業者と提携しています。
タッグを組んで不動産を売り、ローンを組ませようとしてくるのです。
別に悪いわけではありません。金利も本当にやすいことが多いです。
ただ、逆に言うと他の金融機関は紹介してくれません。
なので、購入者にとってもっとも相性の良い金融機関かどうかは判断できませんよね。
それから最後に提携していて審査が通りやすいということからも導かれますが、業者にとって手続きがとても楽なのです。
基本的に購入者は業者から言われた通りにローンの申込書を書いて提出するだけです。
でも業者を通してローンを組むときは業者が金融機関の営業担当と購入者の属性情報を細かく伝えたりして、いかにローンを組んでも問題ない人かを説明しているのです。
(属性情報というのは、購入者の年収や経歴など客観的な事実から始まり、接客した時に直接感じたり聞き取ったことから推測される人柄などまで含みます。)
提携している金融機関であれば、営業担当とすでに関係ができていることも多いので、話をしやすいのです。
最終的にローン申し込みを承諾するかどうかは金融機関の審査部が下します。
不動産業者は金融機関の営業担当にローンの審査を通すための情報提供をして、営業担当が最終的に購入者の代わりとなって申請するのです。
この一連の流れを業者が細かく把握し、主導権を握りやすいのが提携先へのローン申請となるのです。
こうやって不動産業者に勧められた金融機関は万人にあっているわけではありません。
住宅ローンは最長の35年で組む人もたくさんいると思います。
つまり35年その金融機関とお付き合いすることになるわけです。
必ず自分で本当に適した金融機関はどこなのかしっかりと検討しましょう。
検討するにあたり判断基準となるべきポイントは2つあります。
本当にその金利は最低?
まずは何と言っても金利です。
金利は金融機関によっても異なりますし、購入者と金融機関の相性にもよります。
相性とはどういうことかというと、金融機関は購入者の属性を評価して優遇金利を提示してくれることもありますが、評価のポイントや、どの程度評価してくれるかが異なるのです。
なので店頭金利が低いところを中心に実際にどの程度優遇してくれるのかあたってみると良いでしょう。
元利均等払いでいいの?
次にローンの組み方です。基本的に業者からは何も選択肢を提示されず元利均等払いで話を進められてしまいます。
でも返済完了までのトータルで見た時によりお得なのは元利均等払いではなく、元金均等払いです。
元利均等払いが、毎月のローン支払い額が一定なのに対して、元金均等払いは毎月の元金が一定です。
そのため、元金均等払いは最初のうちは元利均等払いよりも月々の支払額が高いのですが、元利均等払いよりも元金の返済が早いので、途中から月々の返済額は元利均等払いよりも安くなり、トータルの支払額も安くなります。
元利均等払いと元金均等払いで数十万違ってきます。これも非常に大きなポイントです。
オススメの金融機関はここ!
ただ、この元金均等払いがどこの金融機関でも組めるかというとそうではありません。
三菱やみずほといったメガバンク系では組めますが、そのほかの銀行ですと組めるところと組めないところとあります。
そこで、いけすびがこの2点を踏まえた上でオススメする銀行はズバリ住信SBIネット銀行です。
ここは店頭金利もトップクラスで低いですし、もちろん元金均等払いも使えます。
そして振込手数料も回数制限はありますが無料です。
コンビニATMで手数料無料で出金できる便利さもあります。
どこの銀行で住宅ローンを組めばいいか迷ったら、まず住信SBIネット銀行を検討してみてください。
不動産業者から勧められなかった場合には特にです。
まとめ
あなたにとって相性の良いローンの組み先が業者推薦のところとは別にあるかもしれません。
いけすびは今組んでいる住宅ローンは業者から勧められたものを何も考えずに組んでしまいました。
金利は住信SBIネット銀行と変わらず、元利均等払いしか選択できないところです。
さらにインターネットバンキングの使い勝手が悪く、コールセンターの対応にも不満です。
今では何も考えずに組んでしまったことを非常に後悔しており、ローンを組んでから数年しか経っていませんが、1戸目に組んだ住信SBIネット銀行に損を覚悟で借り換えをしようと検討中です。
いけすびのような失敗をしないためにも、多少の手間は承知で検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。