株式投資

【NISA】ジュニアNISAやってる人はどんな人?

資産運用しているなら運用益が非課税になるNISA制度を活用しない手はないですよね。

今年からつみたてNISAも始まり、より長期に非課税での運用ができるようになりました。

ところでお子さんがいらっしゃるみなさん。ジュニアNISAという制度は知っていますか?

こどもNISAとも言われていますが、未成年が活用できるNISAです。

通常のNISAは20歳以上でないと利用資格がないですからね。

今日はこのジュニアNISAについてちょっと考えてみました。

まぁほとんどの家庭の場合、親(親権者)がジュニアNISAを運用すると思うのですが、このジュニアNISAって活用している人はどのくらいいるんでしょうね。

あんまりいないんじゃないかな、、、というのがいけすびの率直な感想です。

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAは未成年が利用できる非課税投資の制度です。

金融庁のホームページを確認してみると概要がわかります。

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ジュニアNISAの概要を確認する

表にある通り、毎年最大80万円まで5年間に渡って投資できます。

つまり最大400万円投資できてその運用益が非課税となります。

かなり大きいです。

しかも今話題のつみたてNISAやiDeCoなんかと違って株式にも投資できます。

投資可能期間は2023年までなのであと5年です。

フル活用しようと思ったら今からやるしかないです!

幼稚園とか小学生の場合は、実際には親や親権者が運用することになるでしょうね。

ジュニアNISAの注意点

投資額としては大きく、この運用益が非課税になるのであれば是非とも積極的に活用したい制度なのですが、ちょっと注意が必要です。

非常に大きなデメリットとして、金融庁ホームページの表に書いてある通りなのですが、未成年者が18歳になるまで引き出せないんです。

もちろん価格が上がったなと思ったところでいつでも売却することはできますよ。売却するだけ。

18歳になるまでNISA口座から引き出すことができません。

これが最大にして最低のデメリット。非常に厄介です。

親御さんであれば運用して子供の教育資金にと思って活用するかもしれませんね。

でもお子さんが18歳になるまで引き出せないんです。

生まれたばかりのお子さんに対してジュニアNISAを運用して私立小学校の入学金にあてようとか、高校受験の資金にしようとかできないわけです。

ここ本当に注意が必要です。

つみたてNISAや一般のNISAであればいつでも引き出すことができるので問題ないのですが。

うまく活用すれば良い制度なのですが、知らないで活用しないように気をつけてください。

ジュニアNISAやってる人はどんな人?

では、どんな人がジュニアNISAを活用しているんでしょうか。

資産の流動性(お金の引き出しやすさ)を考えると、まずつみたてNISAや一般NISA、iDeCoを活用するのが当然ですからね。

つみたてNISAだって年間40万円の枠があるのでこれだけだって多いわけです。

一般NISAだと5年間ですが、年間120万円です。これだけで余裕資金を運用する枠は十分な気がします。

これはいけすびの予想ですが、ジュニアNISAの活用方法は大きく2つ考えられるのかなと思っています。

まずおじいちゃんおばあちゃんからの贈与。

贈与は年間110万円まではもともと非課税ですが、せっかくなのでジュニアNISA口座に突っ込んで運用しましょうというパターンです。

でもこの場合、おじいちゃんおばあちゃんにジュニアNISA口座に入れて運用するから生前贈与して!とか親御さんが言うわけですから事例としては少ないかもしれませんね。

次に考えられるのは子供に資産運用の勉強をさせるため。

これが実は一番多いのではないかと。

親御さんが5年間で資金投下しておいて、お子さんが18歳になった時に口座ごと渡して資産運用を引き継ぐパターンです。

18歳になった時に評価額が下がっていたら売却するのは勿体無いので継続して運用するのか、利益が出ているから利確するのか、全部お子さんに任せるわけです。

それだけで株式投資の勉強をするきっかけになりますよね。

これが一番多いんじゃないかな。

ジュニアNISA口座を開設するなら今!

いけすびもジュニアNISA口座を開設して運用してみようとおもいます。

子供に将来株式投資の勉強をしてもらいます。

別に年間80万円の枠を使い切る必要もないですし、口座開設は無料です。

投資期間5年間の縛りがあるので、これからはどんどん投資期間が短くなっていくだけです。

皆さんもジュニアNISA口座を開設してみてはいかがでしょうか。

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