ナスダック100トリプルが大きく下落
10/4から10/5にかけてナスダック100トリプルが大きく下落しました。
青枠が先週10/1から10/5の値動きですが、週の最初に高値をつけてから下落の一途をたどりました。
最高値だった72.87から一時は10ドル以上も下落して、最安値62.70の値をつけました。これはいけすびもどうすることもできませんでした。
65ドルは切らないと思っていましたが、簡単に割っていきましたね。一部のポジションは68〜69ドルで損切りしたのでよかったのですが、損切り設定できなかったポジションは39万円の含み損を抱えてしまいました。
では、ここからどのような戦略を取って利益を取り戻していけばいいでしょうか。
今後も下落は続くのか
もっとも気になるのが、これからも下落が続くのかということです。
日足チャートにトレンドラインを引いてみました。
10/5にトレンドラインを明確に割り込んでいますね。トレンドラインを割り込むということは、トレンド転換し、上昇トレンドだった場合は下落トレンドに、下落トレンドだった場合には上昇トレンドに変わるシグナルと捉えることができます。
投資家トレンドラインを見ながら将来の値動きを予測しています。トレンドラインを割らないレベルの下落には動じません。いくら下落しようとどーんと構えています。
ところが、トレンドラインを割ってしまうと、市場が予想と反した動きをしていることに動揺します。すると投資家たちは慌てて保有していたポジションを売りに出すのです。俗に言う投げ売りです。
こうしてトレンドラインを割ったことによって、投資家たちの売りを呼び、さらに下落に拍車がかかって下落トレンドに移行していくのです。
10/5にトレンドラインを割るほどの下落が起きたということは、このようなシナリオを想定しておく必要があります。
過去の動きを確認する
そうとは限りません。過去のチャートを見てみると、トレンドラインを割るほどの下落があっても一時的で、数週間で価格を戻していることに気づきます。
これはナスダック100トリプルの週足チャートです。過去に何度か今回のように大きく下落しているところがあります。
大きな下落の後を見てみると、徐々に価格が上昇して数週間〜2ヶ月くらいで元の水準まで戻っています。
今回も同様に数週間で価格が上昇する可能性もあります。
現在の為替相場を見ていても下落基調にあリます。
たとえば、こちらは豪ドル円の日足チャートですが、同じタイミングで大きく下落しているのが分かります。
世の中的にリスク資産を避けている傾向があるといえます。豪ドルは円に対してリスク資産ですが、リスクを避ける投資をした結果、投資家の資産が円買いに向かっているということになります。
ナスダック100はアップルやアマゾン、グーグルなどのハイテク企業が多くの割合を占めており、今世界を牽引している企業が名を連ねています。
リーマンショックのような暴落は別ですが、ナスダック100の実力を考えるとこの下落は単なる調整で、投資家心理がリスクを取っていこうと判断した時には、これからまた上昇していくということが十分考えられるでしょう。
今後の売買戦略
今後の売買戦略は2通りあると思います。
- カウンターロジックを稼働
- ライジング+指値or逆指値で待機
それぞれ解説していきましょう。
カウンターロジックを稼働
下落後に強いカウンターロジックを稼働することが考えられます。
カウンターは稼働後に下落したとしても、下落を待ってからポジションを取ってくれるので、大きな損失を出さなくなります。
とにかく迷ったらカウンターという戦略はあながち間違いではないです。
ただし、注意が必要なのは、一部はすぐにポジションを持ってしまうことと、多少の下落の後にすぐ回復してくれることが前提です。
具体的にいうと、ナスダック100トリプルでは、最大でも4.9ドル下がったら全ての注文ロジックがポジションを持つことになるので、短期間で回復してくれることが前提となります。
そういう意味で、今後が読めない状態では少しリスクがあるといえますね。
ただ、この戦略は口数を少なくしてポジション取って有効かどうか検証してみようと思います!
ライジング+指値or逆指値で待機
もう一つの戦略は、明確な上昇が見られた時にライジングを発動するという戦略です。
この後どちらに動くか分かりません。大きく上昇したら上昇したタイミングでライジングを稼働させます。
一方で、さらに下落してしまった場合は、下落が止まり上昇に転じたことが明確に分かったタイミングでライジングを稼働させます。
前者を逆指値(上がって買う)、後者を指値(下がって買う)と言います。
こうすることで、この後どちらに動いたとしても対応することが可能です。
いけすびは、ライジング+指値or逆指値の戦略を取ろうと思っていて、逆指値を68ドル、指値を60ドルで設定しようと思います。
この日足チャートを見る限り、次の68ドルまで戻せば上昇の傾向が見られたと言えるでしょう。
また、65ドルを割った今、次の損切りラインは60ドルと考えますので、この後さらに下落したとしても60ドルあたりまで下げたところで反発して上昇に転じるのではないかと予想しています。
ライジングなど自動売買セレクトロジックの指値・逆指値での設定方法はこちらの記事を参考にしてください。
しっかりとリスクコントロールして高収益を狙おう
いかがでしたでしょうか。
チャートと現在の経済情勢から今後の動きと戦略を考えて見ました。
これからどう相場が動くか正確に予想するのははっきり言って難しいです。
とにかく基本に立ち返りましょう。是非勝とうとするのではなく、負けないようにしてください。
もう上がるだろうと何の根拠もなくライジングを稼働するなどは、もはや投資ではなく投機です。
運よく上がってくれれば良いですが、勢いよく下落したら取り返しがつきません。最悪退場です。
闇雲にロジックを稼働させるのではなく、しっかりと考えた上で理屈に沿ったタイミングでロジックを稼働させることができればリスクを抑えて大きなリターンを放ったらかしで得られるはずです。
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